久しぶりの更新となりました。
連休は皆様どのように過ごしましたでしょうか?
私はバイトとFXしかやっておらず、連休とは実感しにくい生活を送っておりました^^;
本日は自分の経験も踏まえて逆境は本当に人を強くするのかということについてコメントしたいと思います。
ばんちょうの逆境
まず私の現在の状況についてお伝えいたします。
私は大学院を卒業し、大手企業に勤めて、30歳になるまではお金に全く不自由なく生活をしておりました。以前は都内のタワマンに住んでいたこともあり、平日はバリバリ仕事、週末は合コンやゴルフといった感じに楽しく生活をしておりました。しかし、実家が元々お金に困っており、両親も老いてきたため、お金をもっと稼がないといけないと思っており、2020年頃からFXに手を出し始めました。最初のうちは低いレバレッジでやっていたのですが、チャートの動きがなんとなく分かると感じるようになってからはレバレッジを大きくかけるようになり、みるみるお金を溶かすようになりました。1日で最高900万円溶かしたこともあります。もちろん貯金はなくなり、借金もするようになりました。
最初は10万円ずつぐらいしか借り入れていなかったのですが、そのうち100万単位で借り入れするようになりました。こうしてわずか3年程度で合計5,000万円は溶かしました。FXをやっているときは借金など取り返せば返済なんてすぐできるという感覚に陥ってしまって、全く歯止めが効かず、メルペイ枠やクレジット枠の現金化、いただいた商品券の現金化などして、できることは全てFXに回すようになりました。ついに金融業者からの借り入れが困難になり、友人や嫁のお金にまで頼るようになりました。このせいで友人や嫁の信頼を失い、一番大切なものまで失いそうになりました。
しかし、嫁が妊娠していることが判明し、私は決心しました。このどん底から這いあがろう!と。
そして本業の年収を上げるために英語の勉強を行い、無事条件の良い会社に入社をしました。
また、家賃を下げるために都内から都外に引越しもしました。
よしっ、これから這い上がるぞと息巻いていた時に親から連絡が入りました。
『お父さんが詐欺に引っかかったからお金を貸してくれ』という内容の電話でした。
その金額は100万円程ですが、そのお金は親が金融機関から借り入れたお金から支払ったものでした。ただ私には親に渡せるお金がほとんどなく、10万円だけなんとか捻出して渡しました。
親はその他にも200万程度借金を抱えていたため、親には法律事務所に自己破産の相談に行ってもらいました。
その時に心の中で思ったのは『自分がお金にだらしないのは遺伝のせい』と、他責思考になってしまったことです。一度そうなると、頑張ってもしょうがないという気持ちになります。
逆境を乗り越えるようなメンタルではありませんでした。
これからどう生きるか
支払いのため、どうしても18万円のお金が必要だったので、GW初日に親戚にお金を借りれないか相談の電話をしました。その親戚は経営者で、それなりにお金はあると思っていました。いきなりお金の相談をするのも申し訳なかったので、最初は仕事の相談の電話をしました。すると、親戚も今仕事の調子が悪く、5,000万程度の負債を抱えていることが分かりました。自分はその話を聞いて勝手に絶望していると、親戚から出た言葉は『まぁこれぐらい負債を抱えることは過去にも何度もあった。だから今回もきっとなんとかできると思っている。』という言葉でした。その言葉を聞いて、思わず自分の今の状況を打ち明けたいと思い、私の借金額と借金をした理由について伝えたところ、親戚は『その年齢で逆境を経験できたことは良い経験。ただそこで諦めたらおしまい。成功している人のほとんどはどこかで1度は大きな失敗をしているよ。だから絶対無理だと思わず、やれることを精一杯やりな。』と言ってくれました。自己啓発本でよく見る言葉ですが、実際に失敗から立ち上がっている親戚の話を聞いて気持ちが高まりました。その時には既にお金を借りる気持ちは失せていました。これがGW初日の話で、そこから自分はバイトとFXに集中しました。結果、18万円のお金を作ることができました。今はまだ全く乗り越えられていない状態ですが、少しだけ強くなったと思います。この逆境にむしろ感謝し、強くなり、嫁を絶対に幸せにしたいと思いました。
明日から仕事が始まりますが、返済に向けて全力で取り組みたいと思います。