ボーイバイト体験談 -実際どれだけ稼げるの?-

副業

来週返済が迫っておりお金がない!でももうこれ以上借り入れはできない!なら稼ぐしかない!という状況に陥り、先日キャバクラのボーイバイトを経験しました。はじめての夜職だったので、色々と心配でしたが、数日間体験してみて、続けてみようかなという気持ちになりました。私のボーイ体験談をシェアしたいと思います。

ボーイバイトの採用条件は?

そもそもキャバクラのボーイは採用にあたり、どのような条件があるのかというところからご紹介したいと思います。結論から言うと、都内の有名なキャバクラなどでは業界での経験など求められることがあるかもしれませんが、私の経験した店では採用条件はほぼ皆無でした。働こうと思って店に電話したところ、今から面接来れる?と店長さんに聞かれたため、そのまま免許証だけ持って面接へ。そして面接で聞かれたことは、業界の経験ある?車の運転できる?週に何回ぐらい入れる?ぐらいでした。私は業界の経験はない、車の運転は可能、昼間の仕事もあるので週に2回程度しか入れないと答えました。そうしたら、今月入れる日を教えてと言われたため、その翌週から体験バイトへ。体験バイトではドリンクカウンターでドリンク提供や洗い物を行い、最後に女性の送迎をやりました。そんな感じで体験バイトが終わり、バイトが終わったタイミングで次回から正式バイトとして雇うのでよろしくといった流れで採用となりました。なので面接では週にどれだけ入れるかだけ知りたくて、あとは体験バイトでの動きを見て判断する感じなのでしょう。私はシャンパンの名前など詳しくないため、ヴーヴリッチとかドンペリホワイトとか言われても全然分かりませんでしたが、他のボーイさんが優しくフォローしてくれたので、特に問題なくドリンクの仕事ができました。
2日目以降は女の子のドリンク注文なども軽く受け取りましたが、女の子からもらう付箋にドリンクの種類が書いているので、メニューを覚えなくても対応はできました。

ボーイバイトのメリット・デメリット

私は普段は昼の会社員としてガッツリ働いているので、ボーイのバイトはあくまで日銭を稼ぐことを目的としています。そんな自分が感じたメリット・デメリットを紹介したいと思います。

<メリット>
1.夜の時間を有効に活用できる。
私が夜職を選んだ理由の1つとして、金曜や土曜の夜の時間をお金に変えたいと思ったからです。
平日仕事をしている方でも金曜や土曜の夜から朝にかけては時間ができるはずです。以前の私は週末になると毎週飲みに行ってましたが、今は飲みに行くお金もないため、それなら仕事をした方が良いと思い、週末の夜にできる仕事を選びました。

2.周囲の人も事情を分かってくれる。
店長さんやオーナーさんには昼に仕事をしていることや借金を抱えていることを伝えました。店長さんもオーナーさんもそのあたりは人生経験豊富で、夜の仕事はみんな色々な事情を持って働いている人が多いからあまり詮索する人はいない、だからその辺りは心配しないでOKと言ってくれました。バイト初日は仕事後にビールを奢ってくれました。店長やオーナーの人柄によるかもしれませんが、私は自分の状況を伝えたことで気持ちが楽になりました。

3.気分転換になる。
私も20代の頃はキャバクラに行ってましたが、30代になるともう同僚などとつるむ機会も減ってあまりキャバクラには行かなくなります。そのため、送迎時や休憩中のキャバ嬢と会話する機会は正直気分転換になります。キャバ嬢がお客さんの前では愛想良く接しているけども、送迎時には愚痴っているところなんかを見れるのも面白いです。笑
念の為お伝えすると、お店の子は商品なので踏み込んだ関係はもちろんNGですが、やっぱりキャバ嬢と喋れるのは楽しいですよ。

4.副業としてバレにくい。
キャバクラはアルバイトの給与について、給与支払報告書を提出していなかったり、外注費用として提出している場合があります。この場合、確定申告は自分で行う必要がありますが、確定申告時に『給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択』欄で『自分で納付』を選べば問題ありません。昼間している仕事が副業NGな人にとって、このように自分で納付の選択肢が選べるのはありがたい点ではないでしょうか。なお、給料が手渡しだからという理由だけで副業がバレないと思っている人は気をつけた方が良いと思います。

5.人脈を築ける。
これは店舗によっても異なると思いますが、お金や権力を持っているお客さんに気に入られた場合、自分がやりたいことを応援してくれるケースがあるようです。私自身はまだ夜バイトを始めたばかりなのでもちろん経験がありませんが、聞く話によるとお客さんに気に入られてお金を出資してもらい、自分でお店を持つ人もいるようです。

6.自分のスタイルに合わせて仕事ができる。
日銭を稼ぐにはやはり柔軟にできる仕事が良いですよね。夜の仕事はボーイがあまり自分には向いていないと思ったら、ドリンク専任だったり、ドライバーだったりと仕事を変えられるお店もあると思います。また、日払いに対応している店も多いと思うので、働いたらすぐお金を受け取れるのも嬉しい点です。

<デメリット>
1.臭くなる。
私はタバコを吸わないため、タバコの臭いはとても気になりました。
お客さんだけでなく、キャバ嬢もボーイもみんな吸うので、仕事から帰って家に着くとマジで臭いが気になります。また、香水の匂いもキツイので、夜の仕事から帰って来たというのはすごく分かります。嫁にはキャバで働くことは伝えているのですが、子供には嗅がせたくないなと思ってしまいます。

2.昼夜逆転する。
キャバの仕事は大体20時から5時ぐらいまでなので、家に着くと6時以降です。普段起きている時間に寝ることになるので、昼間仕事をしている人にとってこれはキツいと思います。そのため私は平日は極力バイトを入れず、週末に集中しようと思っています。

3.専門スキルが身につかない。
昼間に仕事をしている人間からすると正直これは気になります。
接客トークだったり、お客さんにどの女の子をつけるかだったり、ある程度のコミュニケーション能力は身につくかもしれませんが、アルバイトに責任のある仕事はなかなかやらせてもらえないため、中長期で考えた場合の専門的なスキルはなかなかつきません。そのため、副業としてやるにはやはり日銭を稼ぐことを目的として割り切って仕事をするべきだと私は思います。

実際どれだけ稼げるのか?

実際どれだけ稼げるか、この点はやはり重要ですよね。
自分のいった店舗では体験入店は1,200円/時間、バイトは1,500円/時間でした。
営業時間は大体20時から5時までなので、週2フルで入った場合、18時間x4週x1,500=108,000円/月程度になります。
ここから税金が引かれるわけですが、本業とは別にこれだけの収入があるのは正直ありがたいですね。25年間ぐらいキャバクラで副業すれば、私の借金を完済できそうですw 
ということでキャバクラのバイトだけで返済は現実的ではないので、今後もっと効率的な副業を探していきつつ、しばらくはこのバイトを続けようと思います。
もしボーイのバイトでこんな内容が知りたいなどあればTwitterでご連絡ください。

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